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航空会社規定

航空会社規定

どちらの手荷物許容量を使用するか不明な場合:

キャセイパシフィック航空の航空会社規定では、旅程のどの区間が最重要区間とみなされるかで判別できます。 このガイドラインを使用すると、旅程全体に適用される手荷物許容量がわかります。

次のいずれかのフライトをご利用になるお客様は、キャセイパシフィック航空の航空会社規定をご一読ください。

手荷物許容量(個数制または重量制)の計算方法が異なる複数の国の間を航空機で移動するため、超過手荷物料金などの計算方法も異なる。

複数の航空会社を利用 - コードシェア便またはいずれかの提携航空会社 航空券に異なる航空会社の航空会社コードが2つ記載されていれば、ご利用になるフライトはコードシェア便であるということになります。

全区間に同一航空会社(キャセイパシフィック航空)を利用するが、フライト区間ごとに利用クラスが異なる場合には、旅程全体にどの搭乗クラスの手荷物許容量が適用されるかを知っておく必要があります。

ほとんどのフライトには、MSC(Most Siginificant Carrier=最重要航空会社)の定める許容量や料金を適用します。

複数区間(複数クラスやコードシェア便を利用)を含む旅程をご利用になるお客様は、ご自分の旅程のMSC(最重要航空会社)をご確認ください。 MSCとは、国際航空運送協会(IATA)が定めた規定でもっとも重要とみなされている区間であり、MSCが定める手荷物規定が旅程全体に適用されることになります。

最重要航空会社とは?

複数の航空会社を利用する旅行では、MSC(最重要航空会社)という考え方によって、旅程に対してどの航空会社の手荷物規定が適用されるかが決定されます。

これは2011年4月1日に発効した、IATA決議302号を基にしています。

これらの規則は、"チェックイン区間" をベースに考えられています。これは乗客が手荷物のチェックインをした地点から、次に手荷物を受け取る降機地点までの区間を指します。

2地点間のMSC(最重要航空会社)が定める手荷物規定が旅程全体の手荷物規定として適用されることになります。このときのMSCはIATAのルールに則って決定します。 お客様の旅程のMSC(最重要航空会社)をご確認ください。

米国またはカナダから旅行を開始する場合、あるいは旅行の最終目的地が米国またはカナダである場合、例外規定が適用されます。 最終的に発券された航空券の出発地/目的地が米国またはカナダ内にある場合の手荷物規定をご一読ください。

MSC(最重要航空会社)の確認

IATAは全世界の国や地域を3つのタリフエリアに分割しており、 タリフエリアをさらにいくつかのサブエリアに分けています。 

Find out your most significant carrier

IATAタリフエリア1

北米、中米、南米およびハワイ

タリフエリア 1内のサブエリア

米国、カナダ、メキシコ、カリブ、中米、南米

IATAタリフエリア2

ヨーロッパおよび中東、アフリカ

タリフエリア 2内のサブエリア

ヨーロッパ、中東、アフリカ

IATAタリフエリア3

アジア、グアム、南西太平洋

タリフエリア 3内のサブエリア

日本、韓国、南西アジア、南アジア大陸、南西太平洋

MSC(Most Siginificant Carrier=最重要航空会社)は次のように決定します。

IATAタリフエリアを越えるフライトの場合、タリフエリア間を最初にまたぐ航空会社がMSC(最重要航空会社)になります。

例外: IATAタリフエリア 1, 2, 3をすべてをまたぐ場合のみ、IATAエリア1とIATAエリア2を横断する最初の運送を提供する航空会社。

IATAタリフエリアは越えないが、サブタリフエリアを越えるフライトの場合、サブタリフエリア間を最初にまたぐ航空会社がMSC(最重要航空会社)になります。

IATAエリアは越えないが、国境を越えるフライトの場合 、国境を最初に越える航空会社がMSC(最重要航空会社)になります。

米国またはカナダを始点あるいは最終目的地とする旅行では、ストップオーバーにかかわらず、航空券の第一区間で選ばれた手荷物規定が全区間に適用されます(カナダ、2015年4月1日より)。

誤解を避けるために、「米国」とは米国本土と米国国土-グアム、プエルトリコ、ヴァージン諸島、ウェーク島、カントン島とギルバート島を含むキリバスからで構成されています。

米国およびカナダを含む北米全体には次のすべての規定が適用されます。

  1. 米国またはカナダ発着の旅行では、第一区間の販売航空会社の規定が適用されます。ただし、ATPCO(Airline Tariff Publishing Company)のUS DOTキャリア公示リストおよびCTAキャリア公示リストに掲載されていることが条件となります。 US DOTキャリアおよびCTAキャリアとは、米国またはカナダ発着の一般運賃規則が登録されている航空会社を指します。
  2. 第一区間の販売航空会社がATPCOのUS DOTおよびCTAキャリア公示リストに記載されていない場合は、その旅程内のすぐ次の販売航空会社でATPCOのUS DOTおよびCTAキャリア公示リストに記載されている航空会社の規定が適用されます。
  3. 前述のステップ1と2を経て最初の販売航空会社が決定したら、MSC(最重要航空会社)の規則を適用するか最初の販売航空会社が独自に定める手荷物規則を適用するかは、その販売航空会社が選択します。

キャセイパシフィック航空はMSC(最重要航空会社)の規則を採用します。

次のステップと手荷物許容量

MSC(最重要航空会社)がキャセイパシフィック航空である場合、 受託手荷物超過手荷物料金大型の機内持ち込み手荷物楽器およびスポーツ用品に関してはキャセイパシフィック航空の手荷物規定が適用されます。 

ご利用航空会社がキャセイパシフィック航空ではなく、全区間が他の航空会社である場合は、ご利用になる航空会社の手荷物規定をご確認ください。

キャセイパシフィック航空の航空会社規定の例

以下のシナリオを参考に、お客様のご旅程ではどの航空会社がMSC(最重要航空会社)に該当するかをご確認ください。 お持ちのご旅程にもっとも近いケースを選択してください。

1.  前述のIATA規則により「シングルジャーニー」とみなされるキャセイパシフィック航空のフライト

経路: パリ > 香港特別行政区(乗り継ぎ) > 北京

区間

IATAタリフエリア

運航航空会社

クラス

パリ - 香港特別行政区(乗り継ぎ)

タリフエリア2からタリフエリア3

キャセイパシフィック航空

プレミアム・エコノミー

香港特別行政区 - 北京

タリフエリア3内のサブタリフエリア内

キャセイパシフィック航空

エコノミー

この旅程では2つのIATAエリア間を移動します。 IATAタリフエリアをまたぐ最初の区間はパリから香港特別行政区(エリア2からエリア3)です。したがって、この区間が最重要航空会社区間になります。 このフライト区間にはキャセイパシフィック航空の手荷物規定が適用されることとなり、これ以降の旅程の全区間にこの規定が適用されます。

このケースのようにパリでプレミアム・エコノミーの手荷物許容量の範囲内で手荷物をチェックインする場合は、パリから北京までがチェックイン区間であるため、すべての区間に対して超過手荷物手数料はかかりません。

 

2.  前述のIATA規則で「マルチプルジャーニー」とみなされるキャセイパシフィック航空のフライト

経路: パリ > 香港特別行政区(ストップオーバー) > 北京

区間

IATAタリフエリア

運航航空会社

クラス

パリ - 香港特別行政区(ストップオーバー)

タリフエリア2からタリフエリア3 キャセイパシフィック航空 プレミアム・エコノミー

香港特別行政区 - 北京

タリフエリア3内のサブタリフエリア内

キャセイパシフィック航空

エコノミー

このケースでは、パリ—香港特別行政区間のプレミアム・エコノミーに搭乗し、香港特別行政区でストップオーバーをしています。第一区間であるプレミアム・エコノミーの手荷物許容量が適用されています。 香港国際空港で北京行きのチェックインをする際には、エコノミークラスの手荷物許容量が適用されます。なぜなら香港特別行政区—北京間はエコノミークラスに搭乗するためです。

この旅程には、パリ - 香港特別行政区、香港特別行政区 - 北京という2つのチェックイン区間が含まれています。

ストップオーバーを含む旅程をご利用になる際には、超過手数料の支払いを避けるために、もっとも厳しい手荷物許容量に従っていだたくようご案内しています。

 

3.  米国およびカナダ内の空港を発着するキャセイパシフィック航空のフライト

経路: シンガポール > 香港特別行政区 > ロサンゼルス

区間

IATAタリフエリア

運航航空会社

クラス

シンガポール - 香港特別行政区

タリフエリア3内のサブタリフエリア内

キャセイパシフィック航空

エコノミー

香港特別行政区 - ロサンゼルス タリフエリア3からタリフエリア1

キャセイパシフィック航空

プレミアム・エコノミー

米国発着の旅程で全区間キャセイパシフィック航空のフライト(コードシェアは対象外)をご利用になる場合は、キャセイパシフィック航空の手荷物規定が適用されます。

2つのIATAタリフエリア間を移動する旅程であるため、香港特別行政区 - ロサンゼルスがIATAタリフエリアをまたぐ最初のフライト区間になります(エリア3からエリア1)。したがって、この区間がMSCに該当します。 旅程全体に適用される手荷物規定はこの区間によって決まります。つまり、プレミアム・エコノミークラスの手荷物許容量が認められます。

南北アメリカ発着および経由するフライトには個数制が適用されます。

1. パートナー航空会社が運航するコードシェア便

経路: 香港特別行政区 > ナンディ

区間

販売航空会社

運航航空会社

香港特別行政区 - ナンディ

キャセイパシフィック航空

フィジーエアウェイズ

これは、IATA決議302号が発効した2015年4月1日およびそれ以降に購入した航空券との違いを示す例です。

2015年4月1日およびそれ以降に購入した航空券には、販売航空会社の手荷物規定が適用されます。 航空券上の航空会社の略称が「CX」となっていれば、キャセイパシフィック航空が販売航空会社であるため、当社の手荷物規定が適用されます。

2015年3月31日およびそれ以前に購入した航空券には、運航航空会社の手荷物規定が適用されます。 フィジーエアウェイズが運航するフライトであるため、フィジーエアウェイズの手荷物規定が適用されます。

2. キャセイパシフィック航空またはキャセイパシフィック航空の提携航空会社が運航するフライトで複数の客室クラスを利用する場合

経路: シドニー > 香港特別行政区(乗り継ぎ)> ロンドン・ヒースロー

区間

IATAタリフエリア

運航航空会社

クラス

シドニー - 香港特別行政区(乗り継ぎ)

タリフエリア3内のサブエリアをまたぐ

カンタス航空

エコノミー

香港特別行政区 - ロンドン・ヒースロー

タリフエリア3からタリフエリア2 キャセイパシフィック航空

プレミアム・エコノミー

このチェックイン区間では、香港特別行政区−ロンドン(エリア2からエリア3)がIATAタリフエリアをまたぐ最初の区間です。 そのためこの区間を運航する航空会社が最重要航空会社となり、この区間の手荷物許容量が適用されます。したがって、このケースではプレミアム・エコノミークラスの許容量となります。

1. コードシェア便

経路: 香港特別行政区 > バンクーバー(乗り継ぎ) > シアトル

区間

販売航空会社

運航航空会社

香港特別行政区 - バンクーバー(乗り継ぎ)

 キャセイパシフィック航空

キャセイパシフィック航空

バンクーバー - シアトル

キャセイパシフィック航空

アラスカ航空

この旅程では、香港特別行政区−バンクーバーを運航する航空会社が最重要航空会社になります。したがって、受託手荷物許容量および超過手荷物料金にはキャセイパシフィック航空の規定が適用されます。 これは最終目的地が米国にあり、最初の販売航空会社すなわちキャセイパシフィック航空の規定が全区間に適用されるためです。

2. 複数の航空会社を利用する場合

経路: 香港特別行政区 > 上海(乗り継ぎ) > ロサンゼルス

区間

販売航空会社

運航航空会社

香港特別行政区 - 上海(乗り継ぎ)

キャセイパシフィック航空

中国国際航空

上海 - ロサンゼルス

アメリカン航空

アメリカン航空

この旅程では、香港特別行政区−上海区間を販売したキャセイパシフィック航空が第一区間の販売航空会社になります。 キャセイパシフィック航空はMSC(最重要航空会社)規定を採用しているため、受託手荷物許容量および超過手荷物料金にはアメリカン航空の規定が適用されます。